2013.11.01

“鬼女 紅葉(もみじ)”

秋も深まってきました。 “松をいろどる楓や蔦は山のふもとの裾模様”になるのも間近ですね。 秋の行楽といえば、やっぱり紅葉狩り。 あでやかな彩りに誘われて、紅葉の名所へおでかけの方も大勢いらっしゃることでしょう。
ところで、キノコあるいは梨や葡萄のように実を採るわけでもないのに、何故“紅葉狩り”なのでしょうか? 国語辞典で「狩り」を引くと....

①鳥獣を捕えること。魚貝をとること。
②自然のものを眺めたり採ったりして楽しむこと。

なるほど、「狩り」には「眺めて楽しむ。」という意味があるのですね。 平安時代には、紅葉した木の枝を手折って手のひらにのせて鑑賞する、という鑑賞方法が既にあったそうです。 さて、今回のコラムは、その紅葉狩りについて....ではなく、“紅葉狩り”は“紅葉狩り”でも、紅葉(もみじ)伝説の“鬼女 紅葉(もみじ)”についてのお話しです。 いつものコラムと趣が異なりますが、どうかお付き合いを。

2013.10.01

箒の形の植物

秋も深まり始める10月。だんだんと景色も色づき始め、見ていて楽しい季節です。そんな色づく葉の中にススキやパンパスグラスのような箒の形の植物が目につく人も多いのでは?今回のコラムでは、そんな箒の形をしたススキとパンパスグラスについてご紹介します。

2013.09.01

続・人と植物、その歴史

まだまだ暑さの残る9月。今年も残暑が厳しそうです。さて、今回のコラムでは6月のコラム» 「人と植物、その歴史」の続きを書いていこうと思います。森林が生まれ、のちに出現した種子植物。これらの先には何があるのでしょうか?

2013.08.01

暑い夏でも芽吹く“山菜”

先月早々に梅雨明けし、今年の夏はとても暑い夏になりそうですね。アスファルトの照り返しなどで気温は益々上がり、日中は人の体温以上になり、溶けてしまいそうです。さて、今回のコラムではこんな暑い中でも次々と芽吹く、“山菜”についてご紹介したいと思います。

2013.07.01

人と植物、その歴史

まだじめっとした日が続く7月。先月21日には夏至を迎え、日の長さが夏が近い事を教えてくれます。毎年同じように四季は移り変わり、それは私たちが生まれる遥か昔から変わりません。さて、今回のコラムでは私たちの生まれるずっと昔から存在する植物の歴史についてお話ししましょう。

2013.06.01

食虫植物と“◯◯◯”

緑が一層深い色合いになっていくにつれ、湿度と共に梅雨の季節がやってきます。関東もついに梅雨入りしたそうですね。梅雨の時期、夜になると雨の音に混じりながら虫の鳴き声が大きくなり、春から夏への移り変わりを告げているかのようです。さて、今回のコラムではそんな虫達の天敵“食虫植物”と、その“食虫植物”と共存している意外な生き物についてご紹介します。

2013.05.01

美人の代名詞 “牡丹”

桜の季節も終わり、新緑の季節がやってきました。街中がグリーンで覆われるこの時期は気温も丁度良く、1番過ごしやすい時期です。そんなグリーンの中にひと際目立つ花を咲かせる“牡丹(ボタン)”は、この時期一番見頃を迎えます。さて、今回のコラムではそんな牡丹をご紹介しましょう。

2013.04.01

可憐な花を咲かせる“サクラソウ”

太陽の日差しも暖かく、春の香りに包まれる4月。周りではサクラも咲き始め、色とりどりの花が春の訪れを教えてくれます。春の代名詞とも言えるサクラ、実はサクラと名前が付く植物は沢山あります。その中から今回は可憐な花を咲かせるサクラソウをご紹介します。

2013.03.01

女の子の花 “モモ”

寒い冬も過ぎ、長い眠りから目を覚まし始める3月。段々と暖かい日も増え、植物たちも新芽を出し始めています。そして3月3日はモモの節句、雛祭りです。雛祭りといえばモモの花。ちょうどこれからが見頃ですね。前回のコラムでも少しご紹介しましたが、今回のコラムではそんなモモの花についてもう少し詳しくお話しましょう。

2013.02.01

“豆まき”のお供に“植物”を

まだまだ寒い日が続き、冬が顔を覗かせている2月。そして2月3日は節分、節分には同時に厄除けも行うそうです。厄除けというと、植物が厄除けに良い、というのはよく知られていますが、どのような植物がその効果を発揮するのでしょう?今回はそんな厄除け作用のある植物をご紹介します。

2013.01.01

“ツバキ”と“サザンカ”

お正月の装飾としても使用される事の多い“ツバキ”と、似た花という事でよく比較される“サザンカ”。同じ属で見た目も似た花で、この2つの花のどこがどう違うのかはっきりと分からない事も多いです。けれどその特徴は異なる部分が多いのです。2013年最初のコラムでは“ツバキ”と“サザンカ”、この2つの花に注目してみましょう。

2012.12.01

クリスマスの花? “クリスマスローズ”

クリスマスの名前を持つ“クリスマスローズ”。地味な花のイメージを持たれがちですが、実は可憐で強く、華やかな花です。今回はそんなクリスマスローズについてご紹介します。