2021.04.01

花まつり

4月は新生活がスタートする方も多いですが、4月8日は何の日がご存知でしょうか?
4月8日はお釈迦さまのお生まれになった日なのです。

今回はその「花まつり」についてご紹介します。


「花まつり」ときくと、この時期では桜や春の花々のお祭りとイメージしがちですが、お釈迦様の誕生を祝う行事なのです。

「花まつり」では様々な草花で飾った花御堂というお堂が作られ、その中にお釈迦様の誕生の姿を現した誕生仏という像が置かれており、その誕生仏の頭上から甘茶をかけてお祝いをする習わしがあります。

甘茶をかけるのは、お釈迦様が誕生の時龍が甘露の雨を降らせたという伝承から行われています。

また、この日に振る舞われた甘茶を飲むと、無病息災になるといわれています。

花まつり

現代ではキリストの誕生を祝うクリスマスに比べてあまり知られていない「花まつり」ですが、一度くらいはお寺に行ったことがあると思います。

今コロナ禍の状況ですが、お釈迦様を祝うことで、お釈迦様の教えを考えてみるのもいいかもしれませんね。